(出所 セーラー万年筆Webサイト)
セーラー万年筆株式会社は、2021年に創業110周年を迎えます。
元々、創業者が、軍港都市・呉にあり、将来は自らの製品を船によって輸出し、海外に覇を唱えたいという念願と、ひとりの提督より多くの「水兵(セーラー)」が大切だという民主主義的思想を盛り込んで商標を「セーラー」と命名し、錨(いかり)に水兵がまたがっている図柄を作ったとされています。
(出所 セーラー万年筆Webサイト)
錨マークをロゴマークにしている商品は、どうも異国の匂いがします。
ハイカラと言えば良いのか、横浜や神戸のイメージと言えば良いのか。
考えてみると、昔から錨マークや海の感じや、港町のイメージに憧れがあったように思います。
錨マークがキャップに刻まれているプロフェッショナルギアは、非常に大好きな万年筆の一つなのですが、私が持っているものは錨マークの塗装が一部剥げてしまい、金部分が露出してちょっとだけ錨ではなくなっています。それも味なのでしょう。
新たなセーラー万年筆のロゴになれるのには少し時間がかかりそうです。
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