在宅勤務が始まってから使用を復活していた万年筆ですが、私にとってのベストはモンブランのマイスターシュテック146です。
一回り大きいマイスターシュテック149も書き味は良いのですが、私には重いのです。どういう訳か(歳だとは認めたくないだけですが)、重いペンを持って書くと疲れるようになってしまいました。
万年筆は筆圧をかけなくても、ヌラヌラ、サラサラと書けるので楽なのですが、それでもマイスターシュテック149は重いのです。
一方で、マイスターシュテック146は軽く使いやすいように思います。
149の重さは約33gに対して、現行品の146は約26gです。
そして、私が使っているのは’70~80年代の古いものです。
この時代の146は、ピストンの構造がプラスチックになっていたりして、安い作りと言われているようですが、私からすると「軽量化」になります。
以下は現行品の146です。
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現行品の146は重量が約26gですが、’70~80年代の146は約23gです。この3gの差も侮れません。
149と比較して、’70~80年代の146は約10gも重さが違うのです。
この10gの差が、長時間筆記する際に差となって表れます。やはり軽いペンが良いのです。
尚、上でご紹介した146の現行品は、ペン先がバイカラー(金と銀が使われているおしゃれな感じ)であるのに対して、私の使っているのは金一色です。どう考えても現行品の方が格好良いし、値段も高そうです。
それでも書き味では、’70~80年代の146の方が、ペン先が柔らかく私には感じられ、非常に筆記しやすいと感じます。