銀行員はお嫌いですか

緩く、弛く、ゆるく

銀行員数の推移【2001年→2020年】

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銀行が構造不況業種と言われてるようになって久しくなりました。

そして、決算発表の時期になると銀行の経営不振についてニュースが流れます。

そんな状況の銀行ですから、きっとリストラも激しいと思われる方もいるのではないでしょうか。 

以下は全国銀行協会のデータに基づく、銀行員数の推移です。 

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(出所 全国銀行協会統計資料) 

決算期 全体(人)
2001/3 352,805
2002/3 332,730
2003/3 321,181
2004/3 302,028
2005/3 288,032
2006/3 282,638
2007/3 282,101
2008/3 286,273
2009/3 294,801
2010/3 300,709
2011/3 300,243
2012/3 298,128
2013/3 295,045
2014/3 292,910
2015/3 294,442
2016/3 296,595
2017/3 299,462
2018/3 299,121
2019/3 294,279
2020/3 286,112

(出所 全国銀行協会統計資料) 

2001年3月末から2020年3月末までの20年で銀行員の数は▲18.9%となっています。

銀行はバブル崩壊後の不良債権時代に大量に人減らしをしました。

2008年頃からは人手不足感もあり、大量に新入行員を採用してきました。

現在は業況が厳しい中で、バブル入行組の出向年次になってきています。このタイミングで大量に存在するバブル世代が一気に抜けていきますので、銀行員の人数はかなり低下していくものと想定されます。

ドラマ「半沢直樹」に出てくるようなバンカーは過去となってきていますが、よりその傾向は強まっていくのでしょう。