半沢直樹で重要な役割を果たしている小道具として挙げられるのが万年筆でしょう。
この万年筆はmasahiro万年筆製作所のものと発表されています。
使ってみたいと思ったらまさかの10万円(税抜)でした。
・・・いつか使ってみたいですが、私の懐事情では、永久に訪れない可能性もありますね。
しかし、デフレに慣れ切った私ですが、人が作る道具はこれぐらいの値段でも全くおかしくはないと思っています。
この万年筆を10時間で作り上げたら、時給1,500円で15,000円。これが人件費だけの原価で、これに原材料費(例えば、ペン先は14金なので原価が高いはずです)があり、もちろん販売するための諸々の経費が乗り・・・と考えていくと、10万円でも安いのかもしれません。
ヤマトの宅急便の値段、吉野家の牛丼の値段、ユニクロの服の値段、様々なモノの値段は、適正なのでしょうか。それとも持続不可能なレベルなのでしょうか。
半沢直樹で出てくる万年筆を見ながら、モノの値段について、今一度考えてみるのも良いかもしれません。
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