銀行員はお嫌いですか

緩く、弛く、ゆるく

在宅勤務ではハンコ文化がボトルネックだというが、名刺も十分にネック

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コロナによる在宅勤務、リモートワークで必要が無くなったものの一つが「名刺入れ」でしょう。

リアルにお客様と会うならば、名刺交換するのが日本のビジネスの「お作法」ですが、Web会議、電話会議が一般的になってしまうと、名刺を交換する機会がそもそもありません。

メールのやり取りでは、相手がスタンプや署名のようなものを末尾に付けていることが多く、これが実質的に名刺代わりとなります。

名刺はリアルな面談があって初めて使用されるのです。当たり前なのですが、改めて実感させられたのではないでしょうか。

在宅勤務やリモートワークは、自宅等からお客様に今すぐ連絡したいという時に、名刺入れが通常は会社にあるという問題を浮き彫りにしました。

ハンコが在宅勤務・リモートワークのネックだという論調を見ますが、名刺も十分にボトルネックになっています。

今は、名刺管理システムとしてEightやSansanがありますが、情報管理の観点から導入していない企業も多いでしょう。しかし、これがコロナでネックとなることが分かったのです。

これからも「名刺」は使われるかもしれません。

しかし、10年後にはあっさりと無くなっているかもしれません。

私は名刺入れを7~8年置きに買い替えてきたように思います。

直近で使っていたのはルイヴィトンのエピですが、次に買い直すのが最後の名刺入れになってしまうのかもしれませんね。