以下の図表はニッセイ基礎研究所のレポートでまとめられていた総務省の家計調査(2020年3月単月)の解説図です。
二人以上世帯の前年同月と比べた消費の増減について非常に分かりやすく整理されています。
図2が、新型コロナの影響を受けた可能性のある主な支出項目、図3には、インターネットを利用した購入で支出額の大幅な増減が見られた項目が示されています。
(出所 ニッセイ基礎研究所「新型コロナで増えた消費、減った消費-巣ごもり・デジタルは増加、外出型消費は大幅減、シェアも明暗」)
支出額が増えた項目を見ると、保存の効く食料品やトイレットペーパーなどの「買いだめ的な行動」のほか、「巣ごもり需要」や「デジタル需要」、「非接触志向」の高まりといった消費行動の変化が見えると、ニッセイ基礎研究所のレポートは述べています。
自分自身の消費支出と比較しても良いでしょうし、どのような商品・サービスがアフターコロナ時代にフィットするのか考えてみると面白いのではないでしょうか。