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コロナ禍の中、人気You tuberでも収入は減少するかもしれない

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若い世代が成りたい職業No.1と言われることもあるYouTuberですが、コロナショック後は急速に芸能人が参入するようになってきているようです。

このYouTuberは、人気が出れば巨額の報酬を得られることも魅力の一つでしょう。

YouTuberの収入源は主に広告収入です。物販の販売やオンラインサロン運営の収入等もあるでしょうが、ほとんどのYouTuberは広告収入を糧にしているものと思われます。

コロナ禍、かつゴールデンウィーク、そしてテレビが再放送多い状況ではYouTubeの視聴回数が大幅に伸びても、何ら不思議はありません。

このYouTubeを運営するアルファベット(いわゆるGoogleです)の決算が発表されました。

www.itmedia.co.jp

上記をご覧頂ければわかりますが、アルファベットの2020年1~3月期の売上高は、前年同期比13%増の411億5900万ドル(約4兆4000億円)でした。これだけ巨体になっても増収を保つことは、すごいことですが、増収率は15年7~9月期以来、4年半ぶりの低水準となったことご注目されています。

ルース・ポラット最高財務責任者CFO)は「3月に広告収入が著しく減少した」と述べたと報道されています。

コロナ禍の勝ち組だとされているGoogleの広告収入が大きく減少していることは注目に値します。

もちろん、YouTube自体は伸びている(検索広告が苦戦)、視聴回数自体は、大きく増加していくことは間違いありませんが、ポイントは広告出稿者とYouTuber同士の競争です。

このコロナ禍で、企業は広告出稿を減少させるでしょう。売上が見込めない業種が幅広いためです。

最近、YouTubeの広告のバリエーションが少なくなっている感じがします(私の場合は日経新聞ばかりです)。

企業の広告費には当然上限があり、競争も無ければ総額としての広告費は下がります。

そこにYouTuberが大量に現れたとすると、パイの奪い合いが起きます。

コロナ禍でYouTubeの視聴は伸びたとしても、YouTuberの一人あたりの収入は総体としては減少するのではないでしょうか。